息子、ソフトボールのピッチャーデビュー!
昨年の5月からソフトボールのウインドミル投法を練習していた息子が
ついにピッチャーデビューしました(笑)
まずは、その様子をご覧ください。
私自身は、小学生のころはウインドミル投法なんて
できる気がしないという感じでまともに練習したことがありませんでした。
以前にも書かせて頂きましたが、
私がピッチャーの練習を始めてやったのは、大学一年生のころです。
自分で言うのもなんですがセンスがなかったようで、
投げられるようになるまで一年、
思ったところに行くようになるまでにもう一年かかりました。
そんな経験者でも苦労する人は苦労する中、
ソフトボールや野球に特に経験がある状態ではなく、
さらに、動画の7月の状態をご覧になっていただければわかる通り、
決してセンスがいい、器用とは言えない、どちらかというと、
どんくさい部類に入るであろう息子が、
純粋に練習を楽しい、上手になりたいという気持ちで
一年生の間に試合で投げさせてもらえるところまできたというのは
とても感慨深いものがありました。
やった練習は基本的な物ばかりです。
・ブラッシングの基礎(体をひねらないバージョン)
・ブラッシングの基礎(体のひねりを入れるバージョン)
・前に歩きながら実施する重心移動の練習
・実際の距離より50cmほど離れてキャッチャー(私です)を座らせて投げる
上記の4つを 5球→5球→5球→20球 のローテーションで、
3セットくらいやっています。
実戦投球以外を5球ずつにしているのは、
地味な練習で長くやると嫌がるからです。
テンション下げてもいい効果はないので、
自分でやるという時以外は、5球ずつしかしません。
50cm離れるというのは、試合になると景色が違い、更に緊張もあるため、
ピッチャーからキャッチャーの距離が遠く感じることがあるため、
「思ったよりも近く感じて、やれる気がする」
という気持ちになれるよう実施しています。
あとは、自分で色々なピッチャー(大人子ども問わず)の真似をしてましたね。
一時、オーストラリア(だったかな?)のピッチャーの真似してました(笑)
子どもの可能性は無限大
もう一度書きますが、うちの息子は決してセンス溢れる子でもなければ、
器用に何でもこなす子ではありません。
どちらかというと、一つ一つ、できるようになるまでに時間がかかる子です。
世の中には、びっくりするくらい器用な子、センスの垣間見れる子もいます。
現に、うちのチームにはもう一人、
息子より先にデビューした一年生ピッチャーがいますが、
その子は練習開始2週間でピッチャーデビューしました。
そういう子がいることは紛れもない事実ですが、だからと言って、
最初の二か月くらいの練習を見て、うちの子は無理とか、
センスがないから他のことをさせようとか、そんなことは
絶対に考える必要はありません。
ある程度の時間をかけて、誤りの可能性が少ないことを選択し、
一生懸命練習していけば、そのスポーツが好きであれば、
子どもの可能性は、私たちの想像を超えてくると思います。
世の中の監督、コーチ、お父さん、お母さん、それから、
ピッチャーに挑戦しようと思っているけれど、
出来るか不安で踏み出せない子どもたち。
是非、この動画のうちの息子の練習三か月目の7月の様子を見てください。
あんなにヘンテコダンス投法だった子でも、
それから8か月でピッチャーデビューが出来たんです。
みんな、必ずできるようになるはずです。
子どもたちに、無理という言葉は似合わない。
大人の物差しでそいうことを決めつけない。
自分の息子の成長を通じて、
少年ソフトのコーチとして大切なことを改めて学ばせてもらった気がします。
最後に
カッコつけて書きましたが、
まだまだ試合を作れるレベルではありません。
二回目の登板では、6個くらい死球を与えてました(笑)
対戦チームのみなさん、ごめんなさい。
そんな状況ではありますが、息子が歩んだこの10か月くらいの過程は、
素晴らしかったと思ったので、動画を作り、ブログを書かせて頂きました。
息子には楽しみながら、さらなる飛躍を期待したいと思います。