先日の試合後、息子が泣きました。
今日は、その時の事を書かせて頂こうと思います。
息子、スタメンで試合に出る
息子は小学校に上がる前からチームに所属しています。
ですので、人数があまり多くない息子のチームでは試合に出ることは
珍しいことではありませんし、スタメンで出た経験もあります。
しかし、その日はいつもとは少し違う状況でした。
息子にとってセカンドで試合に出るという意味
息子が試合に出るときは外野で出場することが多いです。
でも、本人は内野が好きで。
その日は、内野のレギュラーの子が病気でお休み。
セカンドで試合に出ることが出来ました。
本人は自主練でいつも内野の練習をしたがるので、
ドキドキしながらも、「やってやるぞ!」という気持ちだったのでしょう。
しかし、結果は本人の描いていたものとは程遠かったようで。
バッティングでは、二打席連続三振。
守備では、ゴロのエラーが一つ。
ランナーいたのでフォースプレイでアウトになった、
記録に残らないフライのエラーが一つ。
さらに、同点で迎えた延長戦、タイブレークでの走塁ミス。
チームは結果サヨナラ勝ちをしたのですが、
試合終了の際も喜びの輪に加われていない息子の姿がありました。
6年生に慰められ、涙腺崩壊
試合が終わってベンチを片付けているときに、
そんな様子を察して、6年生の子が息子に声をかけてくれました。
その言葉を聞いた息子は、涙腺崩壊。
10分くらいでしょうか。かわるがわる、色々な人に慰められていました。
家に帰ってから、どういう気持ちだったのか本人に聞いたところ、
「とにかく悔しかった。三振もする、エラーもする、走塁も失敗する、
こんなに出来ないことが悔しくてたまらなかった」
とのことでした。
いい面もあったと思います。
二打席とも空振り三振でしたし、思い切りよいキレイなスイングでした。
また、二打席目は当初送りバントのサインで、
ギリギリファールになるバントもありました。
守備についても、ゴロアウトについては難しいバウンドも処理してましたし、
捕球から送球までの姿はとてもきれいで、
2年生の現時点でも、私の小学校6年生のころより確実に上手だなと思いました。
しかし、息子が欲しかったのは、そんな他人の言葉ではなかったようです。
「上手くなる。そのために練習する。」
その決意を本人の中で改めて確認した様子でした。
そんな彼に私から言えることはただ一つ。
頑張れ、野球少年。