熱中症対策は指導者の重要事項!症状や危険な日の調べ方!

熱中症とは、暑いことで起こるすべての障害の事を言うそうです。

夏の甲子園の時期が近づいてくると、必ずこの熱中症のニュースも世間をにぎわせますが、

みなさんは熱中症対策をとっているでしょうか???

熱中症対策は指導者・コーチの重要事項!

少年野球や少年ソフトに限らず、指導者がいる環境下でスポーツをさせる場合、

指導者やコーチはその選手の体調について、気を配る必要があります。

何故なら、練習の途中に「自分だけ休む・抜ける」ということは、

子どもたちの中では負けたような気がして

受け入れがたい行為である場合が多いからです。

実際、いつでも「いつでも水分補給していいぞ!」と伝えていても、

自分から水分補給に行く子を私は殆ど見たことがありません。

ですから、特にそういう負けん気が悪い方が出がちな

小学生への指導については、細目な水分補給と、

その区切りがつきやすいように、

だらだら練習をさせないことが重要であると言えるでしょう。

人間は、体重70kgの場合、汗100ℊで深部体温が1度下がるそうです。

深部体温が40度を超えると、脳から汗を出す命令がでなくなり、

最悪の場合死に至るとのこと。

汗が出ない状態は、脱水症状の場合も含め、一番気を付けておかないといけない事ですね。

中学生のころ、汗が出なくなって、練習しやすくなった!とか思っていたのは

とても危ないことだったんでしょうね…。

熱中症対策で気を付けておく情報は気温だけではない!

熱中症と言えば、30度以上の真夏日には注意が必要!

ということは誰もが思っているでしょうが、

実際には30度以下の環境かでも、重大な熱中症は発生しています。

重要な指数としては、基本のほかに、風の強さや湿度が関係してくるとのことで、

特に、秋口に急に気温が上がった日などは注意が必要なようです。

では、その熱中症注意報的なものはどうやって知ればいいのか、

ということなのですが、

環境省熱中症予防サイトを是非確認してください。

上記サイトの中に、暑さ指数(WBGT)というものが掲載されています。

30℃というような書き方をされていますが、気温とは異なります。

この指数が28℃以上になると、熱中症のリスクが高くなるということです。

特に昼間の練習時には、この指数にあらかじめ目を通しておくと良いでしょう。

メール配信サービスもありますので、活用してみてはいかがでしょうか。

運動中は大きなエネルギーが体の中で発生しているめ、

大量の熱が体内に発生します。

野球は、夏本番のイメージが強いスポーツということや、

やることが多く長時間練習になりがちということ、

さらには、ユニフォームがサッカーなどと比べて重いということもあり、

むかしから熱中症になりやすいスポーツの第一位と言われています。

昔ながらの長時間練習は正直効率が悪いものも多いと思われますし、

こういう熱中症予防の観点も踏まえて、慣習となっている練習内容を

見直してみることも、大切なのではないでしょうか。

熱中症になったらどうするか?

注意すべき症状としては、

足がつる、頭痛、手足のしびれ、筋肉の痛み、吐き気などが挙げられます。

その中で、足がつるという症状は、

塩分足りない状態でと水分摂取を多くすると起こりやすいため、

該当するタイミングで起こったら、塩分捕球をさせることが重要です。

スポーツドリンクや、塩飴など、常備しておく必要もありますね。

熱中症になったら、意識がある状態であれば、日陰で安静に、

体を冷やして様子を見ることになります。

仮に、意識が朦朧としている場合。

意識がなければ迷わず救急車を呼ぶと思いますが、

この場合でも呼んだ方がよいと個人的に思います。

意識がないレベルであれば救急隊員の電話での

指示に従いながらにはなるでしょうが、

応急処置でなるべく冷たい水を大量にかけるなど、

深部温度を下げるための行動をとる必要が出てきます。

(施設があるところでは、氷水の風呂に入れるそうです。)

まずは、そうならないように、きちんとケアをしていくことが大事です。

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