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基礎の基礎!ブラッシング練習その2
今回の練習も、前回に引き続き、ブラッシングの練習です。
前回は、大の字の格好から、肘を当てる練習をする、というものでした。
この練習が上手くいっていないのであれあば、
まだ今回の練習に進むべきではありません。
例えば、体をひねっていないのに、ボールが真正面に飛ぶ人。
ブラッシングで当てる範囲が薄すぎると思われます。
また、手前でワンバウンドする人。
投げる方の肩が下がっていませんか?
肘があたる前にリリースしてしまっている可能性が高いです。
上記のようなことがなく、スムーズに大の字でのブラッシングができるようになったら、
今回の、腕を回転させてのブラッシングの練習に移行しましょう。
今回も、大切なのは最初は体をひねらない事です。
まずは、ブラッシングの感覚をつかんでいくことが重要です。
また、今回は腕を回します。
上記の通り、このグラブの前を通過するときのボールの向きが、
必ず外側を向くようにしましょう。
この場所から先、ボールは外側を向くことになります。
ここを適当にしておくと、投球事に手のひらの向きが変わり、コントロールが安定しません。
また、ボールが描く円の面積が最も広くなるように、大きく手を回すことが重要です。
見よう見まねで練習をしている子は、
この手の回し方が、円錐型になっていることが多いです。
この円錐型がクセづいてしまうと、ブラッシングを覚えるのに苦労をするので、
しっかりと最初の段階で型を作ってしまいましょう。
また、本当のウインドミル投法では、
ブラッシングポイントで腕がはじかれてしなりますが、
この段階では、その形までやらなくてOKです。
何度も書きますが、この練習で大事なのは、
ブラッシングの感覚をつかむことです。
安定したら、ひねりをいれて練習を
この練習でも、安定してブラッシングができるようになったら、
次は体のひねりを入れてみます。
このひねりを入れるのも、段階を踏んでください。
前回の大の字状態からひねりを入れる練習を行い、それが安定したら、
今度は腕を回転させながらひねりを入れる練習となります。
段階を踏む際、子どもと一緒に動画を確認しながら、
コミュニケーションをとってステップアップを図ってくださいね。
自己認識と、改善行動を自らおこしていく、というのも、
少年野球や少年ソフトには非常に重要な指導内容だと思います。