今日は、バッティングの教え方について書こうと思います。
何を体得するのか!を考えさせるのが大事!
小さいころは、一回バットを振れば上手になる!と言われていました。
でも、だんだん上達してくると、素振りを何回やったところで、
スイングスピードは速くなりますが、間違ったやり方をしていると上達しなくなります。
自分も中学生のころ、急に打てなくなった時期がありました。
理由がわかれば、何てことなかったのですが、当時はその理由がわからなくて、
無茶苦茶苦しい思いをしました。
何で打てないのか、これは子どもたちみんなが思っていること。
これを理論的に教えられたらいいのですが、なかなか難しいですよね。
特に、小さい子たちは難しい。
スマホの活用!自分のスイングのスロー動画と比較しよう!
自分が最初に息子と取り組んだのは、「かっこいい」振り方を考えること。
大谷翔平選手はみんなあこがれるので、
あんな振り方を真似してみよう!を合言葉に最初はやりました。
今は、スマホがあるので本当に見せやすくなりました。
鏡のあるバッティングセンターが近くにあると、より効果的。
子どもはモノマネが上手。すぐに真似できるので、
それだけですごくうまくなります。
上の動画は、うちの子どもが初めてバッティングセンターに行った日です。
この日、初めてちゃんと振り方を一緒に考えました。
最初の素振りと最後の素振りでは、体重の乗せ方や、
頭の位置のブレの減少、肋骨を引くイメージで振り始める感じなど、
言葉でこちらから教えたわけではありませんが、子どもが自分で
モノマネしていくなかでつかむものがあったようです。
こういう、工夫が成功体験につながって、野球やソフトボールに限らず、
物事を自分の力で達成することが好きになってくれたらいいなと思います。
まずは強いスイングができるように真似をする
強い打球を打てない子は、
トップの位置が頭に近すぎる事が多いです。
最短距離って言われると、
なるべく短い距離をシャープに振ろうとしたくなります。
しかし、強いスイングができるようにならないと前に飛ばないし、
当てるだけでは楽しくありませんよね。
子どもたちが楽しく野球やソフトボールに励むためにも、
小さい時は思い切り振らせることを個人的には推奨したいです。
そのためにも、まずは真似ですね。
MLBに行ってからの大谷選手のバッティングフォームは、
すり足に近く、子どもたちの参考にしやすいかなと思っています。
構え方、トップへの持って生き方、最短距離での振りぬき方、前での捉え方。
大人になった自分が真似しても、打撃向上に効果があってびっくり(笑)
まあ、自分の場合は今やっと理論的に考えるようになってきたので、
高校でバリバリやってきた人には関係ないのかもしれませんが。。。
うーん、中学生の頃の自分に、教えてあげたいですね(笑)
※バッティングの際のトップの位置についてはこちらの記事も参考にどうぞ。